再生医療が目指す、
細胞レベルの若返りとは
蓄積した老化因子を取り除き、
加齢とともに失われる若返り因子を外から補う
けつえきじょうかりょうほう
"血液浄化療法"
ひとかんさいぼうばいようじょうせいえきりょうほう
"ヒト幹細胞培養上清液療法"
老化因子は血中に蓄積し全身に届けられ拡散をつづける。厚生労働省が認め高脂血漿の治療にも用いられる血液浄化療法は、血中に存在する不要な悪玉コレステロールを除去するだけでなく、さまざまな炎症関連物質や、加齢に関係する糖化物質を除去し、全身に広がる炎症(=老化)を予防する。
若返り因子(成長因子)は若い頃にたくさんあり加齢とともにに失われていく。私たちは乳幼児に存在するヒト幹細胞の培養清液を最も効率の良く導入する方法を研究している。
鼻や口や直腸から経皮吸収させる方法、その他に血管内に戻す方法、鼻から吸収する方法などがある。
吸引による粘膜吸収、皮膚吸収、皮下注射、点滴(動脈注射)電気穿孔法(エレクトロポーレーション)など、目的に合わせて治療法を選択することができる。
血液浄化療法
こちらは血液浄化療法を行なった50代前半女性の血液検査結果の変化である。
総コレステロール、中性脂肪が異常高値を示していたが、血液浄化後、中性脂肪は範囲内・コレステロール値はほぼ正常値まで下がっている。
高感度CRPの項目では、炎症物質を除去できていることにより、炎症の程度を見る数値が約半分まで低下している。
ヒト幹細胞培養上清液療法
(ベビーセルグロースファクター)
日本人女性から提供されるヒト幹細胞培養上清液療法(ベビーセルグロースファクター)については後述で詳しく解説するが、慢性的なアレルギー症状の改善、痛みの緩和、さらに肌質の変化を実感する声が多い。治療目的によって使い分けることが肝心である。